【万 葉 集 朗 唱】

今年も高岡市の古城公園の森に、万葉集の朗唱が響いています。
何故、高岡に万葉集なのか? 少し説明が要るかもしれません。
今を去る1250年前に大伴家持が、越中の国守として赴任し5年間滞在したのですが、
その間に詠んだ歌や仲間の官人達によって詠まれた歌、この地で歌われた伝承歌など
を加えると、310余首にのぼっているとされています。

そこで、万葉歌人であり、万葉集編者でもあった家持を偲んで、「万葉のふるさとづくり」を
しようと、いろんなイベントを企画して行っている一つが、万葉集朗唱の会で、今年は第10
回を数えるイベントになっています。

万葉集全20巻4516首を3昼夜に亘って、2200人余りの全国から集まった希望者が、
リレー方式で2〜3首づつ、古城公園の池の水上に特設ステージを作って、その朗唱は
公園の森に響くという訳です。10月1日から3日の午後8時半頃まで、現在も続けられて
いるのです。

万葉朗唱
【撮影:いまいちさん】



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