【 凧 揚 げ 】
(2001.01.08・作者:Panさん)
この凧揚は5年以上も前に、北京の天安門前広場で、100連の連凧(ムカデ凧)が揚がっているのを見て以来の念願だったのです。 当時、やっと捜し出して「天津凧研究所」から取り寄せた42連凧は、万博公園へ何回か揚げに行ったのですが、いくら走っても水平以上には揚がらなかったり、揚がったと思えばたちまち左右どちらかへ旋回して墜落するので、何か秘密の技術でもあるのかと半分諦めて、棚の上で何年も埃にまみれて忘れ去られようとしていました。 凧揚げの話が出たとき、もう一度やってみようと云うことになって、埃を払い、他に何個かの速成凧も作って、10人ばかりが車に分乗してぞろぞろ出かけました。 何回も試みている内に、連凧の各要素が、ある程度の高さへ斜めに揚がらないと揚力の付かないことが当然だと判り、途中を何人かで持って尾の方が少し揚がった後に次々と離し、胴体が全て斜めに揚がってから頭の部分から糸を順番に前へ滑らせると、安定に揚がることが判りました。 風が弱かったのと、途中で糸が切れたりしたのでその日は終わりましたが、この調子だったら100連も揚げられる見通しが立ちました。 万博公園には、親子連れやアベックが、何組も凧揚げに来ていました。 淀川の河川敷も糸が絡むほど大勢の人が凧揚げに来ています。 |
凧は無事に揚がった様です。下の画像にマウスカーソルを当てて!!