北海道の夏
Panさん
掲載日:2004/08/02-05
撮影場所:北海道各地


北海道のヒマワリ畑

撮影場所:北海道 北竜町
撮影日:8月2日

1.ヒマワリ畑

 町を挙げてのヒマワリの里です。東に面した広い斜面には100万本のヒマワリが満開で、その一部は大きな迷路になっています。
 3年ほど前に大きな竜巻が来て根こそぎ倒された事もあるそうです

 
2.世界各地のヒマワリ

 10種類以上のヒマワリを集めた広場もありました。全部名前も書いてありましたが忘れました。隣接する中学校の協力です。

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雨竜沼湿原への道すがら

撮影場所:北海道 雨竜町
撮影日:8月4日

 札幌から少し北へ行った、やや日本海寄りにある雨竜沼湿原の入り口まで登ってきました。詳細は http://www.infosnow.ne.jp/~ho_uryu/ をご覧下さい。 「入り口まで」とは、それ以上体力がもたなかったとご理解下さい。

 まさかここまで登れるとは思っていなかったので、自分でも意外でした。
 以下、それぞれの植物名は、北海道の場合「エゾ・・・」と付いたり、姿に違いがあったりで、私の力では調べ切れません。参考と言うことでお許し下さい。
 今年の北海道は記録的な暑さでしたが、幾分かの涼風を感じて頂けたら幸いです。

1.シラカバ

 このような殆どが未舗装の道を20km余り入ったところが登山口になります

 
2.ダケカンバ

 山の急斜面にはマイナス20℃以下の風雪に耐えたダケカンバの老木が見
られます。 秋の紅葉が一番見事だそうです。

 
3.トリカブト

 毒草で有名なトリカブトが無造作に咲いています。

 
4.ヤマアジサイ

 場所による鮮やかさの違いが大きいです。

 
5.湿原遠望
(入り口テラスより)

 向こうに見えるもう一つのテラスまで行くと広い湿原や小さな沼が見渡せるようです。

 
 以下は何れも名前を特定しないままとしました。ありふれた山の雑草とでも思ってご覧下さい。

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青い水の池

撮影地:北海道 十勝岳山麓
撮影日:8月5日

1.水没した落葉松

 不思議な経過を辿ってこの池を見付けました。
 落葉松の枯れ具合から5〜10年は経っているように感じられます。幹の水際が白いのは硫黄のせいだろうと思います。
 水が青いのは硫黄を含む温泉が流れ込んで水底が白いためと想像しました。
 小雨が降っていて残念でしたが、晴れていたらもっと鮮やかな色だっただろうと思います。

 
2.十勝岳遠望

 この池は荒れた山からの土石流を防ぐための砂防ダムでした。 薄い雲に霞んでいますが十勝岳の爆裂河口が遠望されます。 ここから流れ下ってきた水がここに来ているようです。
 上の写真の青い池は、この写真に続く少し右の方です。

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音威子府から 浜頓別

撮影日:8月3日

1.ツリガネニンジン

 ガスに包まれた浜頓別の砂丘には風車発電機の足許にツリガネニンジンやハマナスがひっそりと咲いていました。 濃いガスでオホーツク海は全く見えませんでした。

 
2.蝦夷ミソハギ

 畑の縁に咲いていました。栽培しているのでしょう。

 
3.ヤナギラン

 普通は高山植物ですが、この辺まで来ると道端にも咲いています。
 少し満開を過ぎていました。 少し南では種の出来たのもありましたが、大型のタンポポの種のように大きな綿毛になっていました。

 
4.天塩川

 音威子府から日本海の天塩へ流れるこの川は自然に近い川岸に囲まれています。実に静かです。

 
音威子府から浜頓別で見た風景
1.バスの待合所:バス停留所とは言わず待合所と言います。扉は2重になっていて真冬でも待つことが出来ます。
 意匠は各町村で色々工夫をしているようで楽しめます。
2.音威子府駅舎:音威子府は旭川の北約100kmで交通の要所の村です。
 駅前へ行き大きな寒暖計がどこにあるかを尋ねましたが判りませんでした。
 しかしそれが縁で、アイヌの彫刻家 砂澤ビッキ さん の記念館を訪ねることが出来ました。
3.筬島(おさしま)駅舎:砂澤ビッキ記念館は筬島駅のごく近くにあります。
 記念館では ビッキ さん の生前懇意だった管理人から詳しい話を聞くこともできました。
4.北海道命名の地:筬島駅から天塩川のやや下流の河川敷へ雑木林を分けて降りると、安政4年7月に松浦武四郎がこの野営地で蝦夷の地を「北海道」名付けた事を記す記念碑が建っていました。
5.風車発電機:音威子府から更に北東へ100km程オホーツク海へ向かうと浜頓別の海岸に大きな風車発電機が何台か海に向かって立っています。 少し離れると霧に包まれて風車の根本しか見えませんが、足許へ近付くと廻っている風車が見えました。日本では最初に民間の出資を募って立てた風車です。

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