俳句の部
芭 蕉


芭蕉17

芭蕉18
場所: 上野公園入り口
    伊陽中山初春と前書きがある。


情報提供者:俳諧師さん


やまざとは
   まんざい遅し
        梅の花  芭蕉



上野公園のなかにあり、俳聖芭蕉を祀る俳聖殿




芭蕉19
場所: 上野公園の中にある上野城のそば    
情報提供者: 俳諧師さん

さまざまの
    ことおもひだす
          桜かな  桃青


桃青は芭蕉の若い頃の俳号で、句碑の「さまざまの」の下に書かれています。




芭蕉20

芭蕉21
場所: 伊賀上野市西日南町にある蓑虫庵    
情報提供者: 俳諧師さん

古池や
   蛙飛び込む
        水の音
             はせを


はせをは、ばしょうの濁音を除いた読みで、芭蕉が短冊などに好んでもちいたもの。





蓑虫庵のたたずまい



芭蕉22

場所: 伊賀上野市西日南町にある蓑虫庵
     (
なずな塚と呼ばれている句碑)
   
情報提供者: 俳諧師さん

よくみれば
  なずな花咲く 垣ねかな
             はせを




芭蕉14

芭蕉15

芭蕉16




場所:
京都市上京区 上御霊神社境内
 
  
情報提供者: Pan さん



半日は神を友にやとし忘




芭蕉13
場所: 勿来の関跡
  
情報提供者: 山崎精二さん

風流の
 はしめや於久能(おくの)
    田植うた  はせを





芭蕉12
場所: 落柿舎 庭
  
情報提供者: 俳諧師さん 

五月雨や色紙へぎたる壁の跡



芭蕉11
場所: 高野山奥の院参道
  
情報提供者: 俳諧師さん 


高野にて
 父母のしきりに恋し
     雉子の声   はせを


(注)「はせを」は芭蕉が好んで使った仮名書きの署名で、変体仮名なのですが、そんな字は無いので「はせを」としておきました(俳諧師さん)



芭蕉10
場所: 沼津日枝神社
  
情報提供者: 安房守さん


都出て神も旅寝の日数哉



芭蕉9
場所: 近江三井寺金堂横
     (書: 榊 莫山

情報提供者: 俳諧師さん

三井寺の門たたかばやけふの月



芭蕉8
場所: 福島県飯坂の医王寺境内

情報提供者: 山崎精二さん
 

笈も太刀も五月に飾れ紙幟



芭蕉7
場所: 「丁子屋」の玄関先

情報提供者: 岡部の さん 


梅わかな
丸子(まりこ)の宿のととろ汁



芭蕉5
場所: 日立市 玉簾寺と玉簾の滝付近

情報提供者: 山崎精二さん


松風の於ち葉か 水の音寿・し



芭蕉6
場所: 東海村 虚空蔵尊

情報提供者: 山崎精二さん



埜の横に 馬引きむけよ 時鳥



芭蕉2
場所: 近江神社内

情報提供者: 俳諧師さん 



からさきの 松は花より 朧にて



芭蕉1
場所: 神戸市 須磨寺境内

情報提供者: 俳諧師さん
 
須磨寺や ふかぬ笛きく 木下閣



芭蕉3
場所: 神戸市 須磨公園

情報提供者: 俳諧師さん 

蝸牛 角ふりわけよ 須磨明石



芭蕉4

場所: 伊賀上野の芭蕉生家横

情報提供者: 俳諧師さん 



古里や 
  臍の緒に泣くとしのくれ

芭蕉生家



芭蕉生家



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