場所:京都吉田山・吉田神社 情報提供者:KAMEさん
「国歌君が代に詠まれているさざれ石」というしめ縄をかけた岩がある。
立て札 [この石は国歌発祥の地といわれる岐阜県春日村の山中にあったものである。平安朝時代、 文徳天皇の皇子小佳喬親王に仕えた藤原朝臣石位左衛門は春日村・君が畑、京都の往復した道中に 古屋部落の谷間で渓流に山積みするさざれ石を見て詠んで奉った歌が
わが君は千代に八千代にさざれ石の 巌となりて苔のむすまで
の一首であり、古今集に採録された実に目出度い石である。この石は学名を石灰質角礫岩という。 石灰石が長い年月に雨石で溶解され、粘着力の強い乳状液が小石を凝結し、巨岩となり苔むしたものである。 君が代はあなたの世代を何時までも千代に八千代に栄えて幸あるように祈る歌詞で悠久なる日本が 永遠に栄えるように実にすばらしく美しい限りである。 岐阜県天然記念物]
吉田神社
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