俳句の部

日野草城

場所:大阪府豊中市服部緑地の
   広大な公園の円形花壇の北側にある、
   エスメラルダというレストランの裏手
情報提供者:伸さん


春暁やひとこそしらね木々の雨
松風に誘はれて鳴く蝉一つ
秋の道日かげに入りて日に出でて
荒草の今は枯れつつ安らかに
見えぬ眼の方の眼鏡の玉も拭く

日野草城1


画像のように、春夏秋冬と無季の作品が五句ならんでいます。日野草城は「ホトトギス」 の同人で俳誌「青玄」の主宰者でした。昭和の初期に自己の初夜を詠った「ミヤコホテル」 で、当時の俳壇にセンセーションをおこしました。

下の画像は全景です。

日野草城2


下の画像は句碑の左側で「俳句は東洋の真珠である」という草城作の造語です。

日野草城3




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