オンラインといっても、このホームページではなくて、メロウ倶楽部・趣味の館・「俳壇」会議室なのです 「Online俳壇」では、毎月、月当番を決めて、投句・選句・選句発表・選句感想・作者発表などを楽しんでいます。
初心者も歓迎されています。 あなたもご一緒に俳句を作ってみませんか?
それでは今月の選句から上位の作品の幾つかをご紹介しましょう。
[10月メロウ句会選句]
10月メロウ句会 幹事:宇宙人
その先は村の果なる吊し柿 桐子
リンドウや先客ありし母の墓 小歩
過ちは忘るをよしと栗ご飯 すかんぽ
そこここに風のつぶやき草紅葉 雨露
天高く朱鷺の飛翔や佐渡の夢 小歩
なすことのなきもたのしや秋の夜 健太
またひとつ何処にも行けぬ木の実落つ 桐子
空青し一筆書きのいわし雲 亀仙
陽は西に風が風呼ぶ薄原 自在庵
金色の風渡りゆき薄原 すかんぽ
柿落葉散らして空の青さかな あやや
彼岸花火の手の如く拡がりて サヨン
帳尻の合はぬ帳面昼の虫 伸
秋雨や好みの傘がうれしくて ゆめ
検眼の文字の歪みや秋湿り もくま
鰯雲海の上にも国境 自在庵
夫運びわれ稲架にかく二百束 あやや
児らといて楽しきものにねこじゃらし あやや
拾ひ読むハイネの詩集夜の長し あやや
天高くフリスビー描く抛物線 唐麻須
つづれさせ火星に水のあるといふ もくま
好好爺の遺影と新酒酌交す 雨露
庭石の一つを跳べば木の実落つ 安房守
秋の夜半舞うや幽玄薪能 サヨン
秋の蝶終始無言を徹しけり 安房守
人生れしめ死なしめて水澄みき 樽
押入れの模様替えする秋の夜半 ゆめ
色鳥や捨つるに遅き古帽子 樽
SPを竹針で聴く神無月 雑楠
洗顔の蛇口の水に冬走る 雑楠
鎌倉の行く先々や曼珠沙華 安房守
くたびれて背(せな)に寝る子や赤とんぼ 楽々
語り部の赤鬼怖し夜長かな 唐麻須
八十爺の歯に衣着せぬ秋の空 自在庵
木犀の路地に香りて華やげる 雨露
屋形船なみ静かなり秋の宵 花眼
鄙びたる山里の湯や虫すだく サヨン
そよ風に滑空降下銀杏の葉 亀仙
銭湯え月と子供を肩車 楽々
長き夜ためらいつつも酒を足す 宇宙人
朝の日に雀が遊ぶ柿紅葉 亀仙
秋の蚊帳波寄すさまにたたみけり もくま