蜻蛉 4態
西野 凡さん
掲載日:2004/05/05
撮影場所:愛媛県中予

トラフトンボ (虎斑蜻蛉)
トンボ目・エゾトンボ科 分布:本州〜九州

 虎斑模様をした綺麗な蜻蛉です。縞模様が基本の蝦夷蜻蛉科のなかでは特異な存在のようです。私が目撃した産卵行動も非常に興味深いものでした。

1)羽化直後

ヤゴの抜け殻が見えます。体色は親とは随分異なります。

 
2)未熟期

羽化後約1時間、まだ羽根が完全に開ききっていません。

 
3)成熟期♀

尾の先に卵塊をつけています。卵の数は約 600〜800 個。

 
4)成熟期♀

産卵準備の整った♀です。産卵は水面に戻って行います。

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